――職員となるきっかけは
元々前職は全然違う内容の職場で働いていました。退社してどこかないかなという形で探していた時に、自分のほうも高校の時に教習所はかごはら教習所で取らせていただいて、実家もすぐ隣でした。毎日コースが見られる環境で育ってきたので、その中で良くしてくれていた指導員さんとかも覚えていましたし、もちろん地元なのでコンビニとかで会った時とかもよく声を掛けてくれていたり、そういう形で良くしてくいただきました。慣れ親しんでいるかごはら自動車学校で働くことができたら楽しいのではないかと思ったのと、後は人に教えるというか、そういう経験ができる職業というのもそんなに多くはないと思うので、良いのではないかと思い、応募するきっかけとなりました。
――教習所指導員への道
入社後に、会社で事前教養という形で教養します。指導員になる為の教養を1カ月間実施し、その後に埼玉県指定自動車教習所協会にて、さらに約1ヶ月半くらいかけて指導員になるための座学や運転技能の講習を受けます。座学では基本的な所から始まって、その後は運転技能の講習になります。コースを使って、特別指導班の先生方に指導して頂き指導員としての運転技能の技術を学ばせていただきました。
――早ければ半年ぐらいで教習デビューできる
指導員になる為には、公安委員会が主催する指導員資格の審査を受けて合格すると晴れて指導員資格が取れます。資格を取った後も事後教養という形で会社にて教養を受けた後に、実際に教習を行う形になります。早ければ、3月入社で8月に教習が出来るようになります。
――車の運転に自信が無くても指導員になれる
興味だけで私は入社したようなものなので、元々運転は好きな方でしたが、運転に自信がある方ではありませんでした。入社してからみっちり教養を受ける形になり、1から全て教えていただきました。「そんな運転じゃダメだ」とか、色々と言われましたが、先輩達は丁寧に、しっかりと教えて下さいました。お陰様で教養期間が終わると、指導員としての運転技術が身につきました。
――女性指導員は人気
今いる女性指導員は2名在籍しています。女性ならではの思いやりや、指導方法もあるのと、女性の指導員の方が良いと指名してくれる教習生の方もいます。もちろん指導員の指名もできます。
――指導が好きな人に向いている
指導が好きな方だったり、人とのやりとりが好きな方も向いているかと思います。人それぞれではありますが、技能教習については、50分間1対1になるので50分間、教習だけの話になるかと言えばそうでは無いと思います。緊張を和らげるためにちょっとした会話も必要なのでは無いかと思います。